逢えなくなった息子に・・・
もう二度と姿も暖かさもあなたならではの優しさも・・・感じ、見ることができなくなった息子!
今、アナタに届くのなら言いたい。
これまでになく、「ホントの親不孝をしたと!
親より先に逝くのは、最高の親不孝だ!」
アナタは、思春期から色々と問題を起こすようになり、親としては相手の方々に謝罪する日々でした。
それでも、私は必ず息子は成長し、このことが笑い話になる日が来ると心底思い信じていました。
それが、儚い夢となりました・・・・・・
アナタが生まれた日、鮮明に覚えています。
産声をあげた瞬間。
紅葉のような小さい手で私にしがみついた瞬間。
私が見えなくなると不安がり泣いている姿。
私が抱くと泣き止み、安心したような笑顔。
小学校入学時の、不安を感じながらの緊張した顔・・・
思い出せばキリがない。
思春期以降は、大変な思い出がいっぱいだけど・・・・・
それでも、アナタがいて頭下げてるほうが、今よりマシ!
私が死ぬまで頭を下げ続けて、アナタを感じ続けらるのであればそれを願う。
でも、今となっては・・・・・、
世間にとっては、どうだったかわからないが・・・
これだけは、はっきり言える!
私にとっては、アナタはかけがえのない息子であり優しい息子だった。
アナタには、いろんなことで不自由な思いをさせたと思う。
もし、叶うなら、お願い!
また、私の元に生まれてきてね。
ゆっくり安らかに眠って下さい。
また、逢う日まで・・・さよなら。